お給料(給与)は、雇用主が労働者に対しておこなってきた労働に対する対価として支払われるものです。お給料の仕組みは国や企業によって異なる場合がありますが、一般的なサラリーマンの給与体系について説明します。
給与の構成要素
○基本給:労働契約で定められた基本的な給与額です。勤続年数や職位、能力などに応じて設定されます。また、この金額を基に賞与の計算等もおこなう企業も多いと思われます。昨今ではウクライナ情勢や円安・供給網の混乱によるインフレ圧力も高まり最低賃金の引き上げや基本給も年々上昇傾向にあります。
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手当:基本給に加えて支払われる追加の給与です。さまざまな種類があり、以下のような手当があります。
・通勤手当: 通勤にかかる費用を補助する手当。上限が定められている会社も多いです。また、通勤手当に関しては所得計算から除外される場合がほとんどです。
・住宅手当: 住宅費用を補助する手当。あくまで家賃のみで戸建となると手当が無くなる事が多いです。
・家族手当: 扶養家族がいる場合に支払われる手当。
・役職手当・管理手当: 管理職や特定の役職に就いている場合に支払われる手当。
・資格手当: その会社の業務に必要な特定の資格を持っている場合に支払われる手当。
※企業や会社によっては独自やユニークな追加手当がある会社もあるようです。
例:皆勤手当、恋人手当、ペット手当等
賞与(ボーナス)
年に数回支払われる特別な給与。日本では夏季と冬季の時期に支給されることが多いです。企業の業績や個人の業績に応じて支給額が決まることが多いです。公務員に関しては賞与も変動なく支給されますね。民間企業に関しては業績によって変動することもあります。また、会社によっては年俸制度と言って、賞与は無く代わりに毎月の給与が高めに設定している会社もあります。
給与からの控除
給与からは健康保険、厚生年金保険、介護保険、雇用保険などの社会保険料が給与から天引きされ、国や自治体、保険組合 に納付されます。規定に乗っ取られ定められたさまざまな控除が行われます。
※以下で挙げる控除のものはまた個別でブログで説明していきたいと思います。
1. 住民税:居住する自治体に支払う税金。前年の所得に基づいて計算され、翌年に徴収されます。
2. 所得税:所得に応じて支払う税金。給与から源泉徴収され、年末調整や確定申告で最終的な税額が決定されます。
3. 雇用保険:労働者が失業したときや育児・介護などで働けないときに、生活を支えるための給付を行う公的な保険制度です。
4. 介護保険:日本では40歳になる月から介護保険料の納付が義務化されているため、40歳からは介護保険料も徴収されるようになります。
給与形態について
・給与の支払い
給与は、通常毎月決まった日に銀行振込などの形で支払われます。企業によっては月末締めの翌月払いなどの方式を採用している場合もあります。
・給与明細
給与が支払われる際には、給与明細が発行されます。この明細には、支給額の内訳や控除額、最終的な支給額が記載されています。特に4月は昇給額が分かることも多いので要チェックですね。給与の仕組みは企業や職種、労働条件によって異なるため、詳細な情報は就業規則や労働契約書を確認することが重要です。
・昇給・昇格
年1回程度の昇給(給与アップ)がある企業・会社が多く、成績や年功による昇格・昇給制度に基づいておこなわれます。
年功序列型:年齢・勤続年数で賃金が上がる伝統的日本型。
成果主義型:外資や新興企業では業績や評価で賃金が決まる事も多いです。
・退職金制度
一定の期間(最短でも3年)〜長期勤務した社員に対して退職時に支払われる一時金。
支給条件や掛け金、金額等は会社・企業ごとに異なります。


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