年金は払わなくてももらえる?

未分類

日本の年金制度とは?

昨今では日本の年金制度について様々な議論が検討がされていますね。
日本の年金制度は「公的年金制度」と呼ばれ、国が運営している社会保障制度です。
全ての国民が対象で、主に老後の生活保障を目的としています。以下の3つの柱があります。

1・基礎年金(国民年金)
対象者:日本国内に住む20歳以上60歳未満の全ての人(自営業・学生・無職含む)

保険料:毎月一定額(2025年度は約17,000円)

受給開始:原則65歳以上から支給
支給額:満額で年額約80万円(条件を満たした場合)


2・厚生年金
対象者:会社員・公務員など(給与から自動的に天引き)

保険料:収入に応じた比例制(労使折半)

受給額:基礎年金+報酬比例部分(収入・加入期間により大きく変動)


3・共済年金(※現在は厚生年金に統合)
公務員などがかつて加入していた制度で、現在は厚生年金に一元化されています。


メリット
・老後に給付を開始することで生活を一定程度保障

・障害を負った場合の障害年金、配偶者などが亡くなった場合の遺族年金も有り

デメリットや課題
・少子高齢化による支え手の減少

・将来の支給額が減るリスク

・自営業者などは厚生年金がないため、年金額が少ない(国民年金のみ)


補足(私的年金)
公的年金に上乗せする形で、企業年金やiDeCo(個人型確定拠出年金)などを活用する人も増えています。

国民年金は払わなくてももらえる?

年金の納税は国民の義務の一つとなっていますが、実は収入の状況によっては年金を払っていなくても受給可能な制度だって知っていました? どういう制度だ?って思った方もいらっしゃると思いますのでその辺りを深掘りしていきたいと思います。原則、日本の年金制度は「保険」なので、保険料を一定期間以上納めた人だけが年金を受け取れる制度です。
国民年金(老齢基礎年金)をもらうには原則として 10年以上 保険料を納めている必要があります。
当然ですが保険料を払わず未納のままだと…・未納期間は年金の受給資格にカウントされません。
・最悪の場合、老後に年金が一円も受け取れない可能性もあります。               
ただし、免除や猶予の制度があります!
収入が少ない、個人や学生などの場合は所得に応じて「全額免除」や「一部免除」、「納付猶予」ができます。この制度を利用しておけば、保険料を払っていなくても受給資格にカウントされることがあります。つまり、収入が少ない方は「猶予」や「免除」の申請を年金事務所におこないその申請内容が承認された場合は払わなくても将来、決まった額を受け取れるということです。

※ただし、「全額免除」の場合は将来的にもらえる年金額は通常の半額程度とされています。40年間全額免除だった場合、もらえる老齢基礎年金は約40万円/年くらい(通常は約80万円)。つまり、もらえるけど生活できるレベルではないので、将来に備えて何らかの対策は必要になります。
また、「学生納付特例・納付猶予」の場合は免除ではないため追納しない限り、将来の年金額には反映されません。
免除は「もらうための資格(受給権)」には有利に働きます。
ただし、もらえる金額は減ります。収入に余裕が出たら「追納」して補うことも可能です(10年以内なら追納OK)

年金受給開始年齢は今後引き上げられる?

これは完全に私個人の考えですが、現在の少子高齢化が進む日本では年金受給開始年齢が65歳では無く今後、引き上げになる可能性は高いと考えられています。以下の理由が背景にあります。

受給年齢引き上げが予想される主な理由
1. 少子高齢化の進行
日本の人口は急速に高齢化しており、65歳以上の人口が増加。

一方で若年層は減っており、年金を支える現役世代の負担が大きくなっている。
これにより「支える人<支えられる人」の構造が進行中。

2. 財政の悪化
年金制度は基本的に賦課方式(現役世代が高齢者の年金を支払う仕組み)。

受給者が増え、支払う側が減ると制度の維持が困難になるため、年金の支給開始年齢を後ろにずらす議論が活発。

3. 長寿命化と健康寿命の延伸
近年は健康で働ける高齢者が増えており、「65歳定年」自体も変化しつつある。

「70歳まで働く」ことが現実的になる中で、「70歳支給開始」も始まる可能性が高い。

4. 政府の方針
現在、年金受給は原則65歳からだが、繰り下げで最大75歳まで選択可能。

今後、「支給開始年齢の引き上げ(例:68歳や70歳)」を義務化するような制度変更が起こる可能性も否定できない。


2025年現時点での実際の動き
2022年から繰り下げ上限が70歳→75歳に変更された。

高齢者雇用推進法では、企業に「70歳までの就業確保措置」を努力義務として課している。

財務省などはたびたび「支給開始年齢の引き上げ」を提言している。


最後に 結論

今後、年金は「より長く働くこと」を前提とした制度へとシフトしていくと考えられます。年金の支給開始年齢が将来さらに引き上げられる可能性がある中で、以下のような自助努力や資産形成がとても重要になります。
自助努力の代表例(個人でできる対策)
1. iDeCo(個人型確定拠出年金)の運用
・老後資金のための私的年金制度。毎月一定額を積立て、60歳以降に受け取れる。
掛金が全額所得控除になるなど税制メリットが大きい。デメリットは運用を開始すると原則60歳まで引き出せない。
2. NISA(新NISA制度)の活用
投資信託や株式などに投資して得られた利益が非課税になる制度。長期・分散投資に適しており、老後資金の形成に非常に有効。年間投資枠と生涯投資枠があり、うまく活用すれば非課税で数千万単位の資産形成も可能。
3. 企業型確定拠出年金(企業型DC)
企業に勤めている人向けの制度。会社が拠出金を用意し、従業員が運用先を選ぶ。退職金や年金の一部として機能する。
4. 副業・スキルアップ
収入源を複数持つことで将来への不安を減らす。定年後も収入を得られるスキル(小事業、在宅ワーク、アフィリエイト、アルバイト、IT、語学、コンサル等)を磨くと。
5. 支出管理と生活設計の見直し
家計を見直し、無駄な支出の削減や生活コストの最適化を行う。リタイア後に必要な生活費を明確にして準備。

Comments

Copied title and URL